SEOではリーチできる限界がある | 浜田省吾「MONEY]
最近はSEOのブログなのか懐メロのブログなのか、さっぱりわからなくなってきていますが、皆様お元気でしょうか?
さて、挨拶はそれくらいにして本題にさっさと入ることにする。
SEO業者の自分が言うのも何なのだが、SEOには限界がある。
まあ、SEO業者が言うのだからポジショントークぽくなくっていいかもしれない。
SEOってしょせん検索エンジン最適化でしかない。
検索エンジンで検索をした人、言い換えれば能動的な行動を起こした人にしか、影響を及ぼさない。
大多数の人は潜在的にニーズを持っていても、それに対して行動を起こしたり情報を収集したりしない。
例えば・・・
誰でもお金を欲しいと思っている。
でも
「お金 欲しい」とか「所得 増やしたい」とか「金 儲けたい」とか「大金持ちになりたい」とか「収入 100倍にしたい」とか「金儲けて ウハウハになるには」
なんて検索する人はまずいない。
ニーズの大きさと検索数には非常に大きな乖離があるのだ。
大成功するビジネスは、潜在的なニーズのある人を揺さぶってコンバージョンさせることに強みがあると思う。
100円ショップに初めて行った時には、
「あ、これも、それも、これも、あったら使いそうだな・・・、便利そうだな」
ってな感じでポンポン買ったものだ。
テレビCMみたいな費用対効果が読めない、従来のマスメディアが今でも大きな影響力を持っているのもこれが理由だ。
「応募してくれた人全てに1000万円差し上げます。」
って本当にお金をくれる企画があったとして、SEOのみで(口コミでの拡散はなしとして)あったらこんな良い話であったとしてもほとんどコンバージョンは取れないだろう。
ところがテレビCMでやったらとんでもないことになるはずで、日本のほぼ人口の数に近いだけのコンバージョンがあるはずだ。
SEOに決定的に欠けているものは、潜在的ニーズに訴えかける力だ。
それがないから爆発力がない。
ソーシャルメディアにはそれがある。
SEOで数万人、数十万人に露出させることはほぼ無理であるが、ソーシャルメディアにはそれができる。
SEOには限界があって、その限界は、それを欲している人のほとんどに届かないということに起因している。
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