SEO会社には派閥がある
公開日:
:
SEO
不思議なもので、SEO業者って同業同士であっても仲がよかったりする。
普通、同業者っていうと商売敵になるので、仲が悪そうなものだがそんな感じだ。
東京や大阪といった大都市圏ではしょっちゅうSEO業者飲み会が開催されている。
(特に大阪では盛ん。・・・あのメンバーだと確かにそうなるわ)
その理由は多分こんなところだと思っている。
- 大体においてSEO会社って中小零細だから、知っている会社とバッティングすることが少ない。
- 社内にSEOが分かる人が十人以上もいるってことは大きなSEO会社であってもまずないので、こうしたらこうなったっていうようなSEOの情報に誰もが飢えている。
- SEO会社の歴史ってSEOスパムの歴史でもある。Googleのガイドライン違反をしているという意味では共犯みたいなものなので、親近感が湧いたりするのだろう。
(そうではない会社もあるが、日本のSEO会社は基本的に被リンク一本槍だから・・・) - SEOは仕事でやっているということもあるが、趣味を突き詰めたら職業になったっていうような部分がある。だから同好の士として仲良しになるのは当然といえば当然か。
ってなことではないだろうか?
SEO業者同士はリアルでも交友関係があることも多く、またtwitterやFacebookといったソーシャルネットワーク上で盛んに交流が行われている。
あと、 Google+といったマイナーなソーシャルネットワークを活用している人が多いのも特徴だ。
Google+はSEO人としては必須の嗜みと言えるが(それが何故かは別の機会に書くことにしたい)、結構楽しんでいるようである。
とは言え、SEO会社やSEO人には2つの派閥があり、この派閥をまたいでの交流はあまり見たことがない。
(自分が知らないだけかもだが・・・)
それは明確に区分できる。
- ウェブマスターツールを使うべき派
- ウェブマスターツールは使ってはいけない派
この2派だ。
SEOに対する考え方が違うのである。
前者はGoogleを信頼している一派。後者はGoogleを信用せず敵視する考え方をする一派である。
被リンクで検索順位を上げようっていうのであれば、どっちもスパムであって素人さんから見たら同じようなものなのだが、これが大きな違いだと感じているわけだ。
中核派と革マル派
スンニ派とシーア派
一部の仏教の宗派
みたいな、似ているけど、似ているが故に許容できない部分があり血みどろの抗争をしている派閥がある。
SEOの派閥もそんな感じだ。
当社はどちらなのかって?
まあ、いいじゃないですか~~、どっちだって。
関連記事
-
-
内部施策と外部施策どっちが大事?
たまにありますわ。コンテンツ自体はスッカラカンなのに上位表示しているってふざけたページ。ペンギンア
-
企業サイトとアフィリエイトサイトはSEOにおける出発点が違う | 山口百恵「イミテイション・ゴールド」
検索エンジンから集客するためにはリンクが必要であり、Googleのガイドライン違反をしないで集客する
-
独自ドメイン+WordPressの設定なんか簡単
SEOだけではなく、様々なことを考えればなんといっても独自ドメインがいい。 無料ブログが色々なビジ
-
パイレーツアップデートに見るSEOの考え方 | 江口寿史「すすめ!パイレーツ」
今回は懐メロの話題はありません。パイレーツとくればこれはもう、江口寿史の「すすめ!パイレーツ」しか
-
SEO業者とハサミの使い方
こんなタイトルの記事を、SEO業者自身が書くっていうところがまあ笑わせどころではあるのだが・・・。
-
-
ブログじゃなくって整理された情報コンテンツを提供するメリット
ブログは確かに継続的に更新していると、アクセスを伸ばすことができる有用なアクセスアップの手法だ。
-
ポップアップページはインデックスさせるべきか | 長渕剛「素顔」
女性が接客してくれる飲み屋さん(まわりくどいw)のホームページで、女性従業員の写真をクリックすると、
-
Googleへのスパム報告が処理されない理由 | 西城秀樹「傷だらけのローラ」
これはあくまで憶測なのだが、多分外れてはいないと思うので書いてみるのだ。 Googleはスパムを報
-
プルトニウムの再処理とSEO業者
今回はこんなテーマで書いてみる。 このブログって自分で書きながら思うのだが、すごくワンパターンだ。
-
社会的活動範囲と被リンク
企業のサイトにおいては被リンクは何もしなくても集まるものだ。 他者との関係があるから、企業というも
- PREV
- SEOではリーチできる限界がある | 浜田省吾「MONEY]
- NEXT
- 社会的活動範囲と被リンク