社会的活動範囲と被リンク
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SEO
企業のサイトにおいては被リンクは何もしなくても集まるものだ。
他者との関係があるから、企業というものが生きて存在していられるからである。
代表的な他者との関係とはこのようなものだろう。
- 仕入先
自社が顧客になるというケースだ。 - 販売先
自社の顧客である。BtoBの企業であれば販売先企業であったり、販売代理店であったりとか。
BtoCの企業であれば一般顧客。一般の小売店などもこれに含まれるだろう。 - その他調達先
例えば求人を行っていれば人材採用支援の会社、
いつも使っている内装業者があればそのような会社、
といった会社からリンクをもらえることもある。 - PR活動
自社をPRするにあたって、他の会社の仕組みを使う場合がほとんどだ。
例えばどこかの会社が主催する展示会に出展したり、商工会のイベントに参加したり、雑誌などに広告を出稿したり、業者を集めたポータルサイト(食べログなど)に掲載されたり・・・
といった感じで、PR活動から得られるリンクもある。 - 経営者や従業員の人間関係
どこそこの勉強会に行ったとか、結婚式でスピーチしたとか、みんなで祭りに参加したとか、
いろいろこんなことはあるはずだ。
企業活動を行っていれば、これらの活動は必然的に発生するので、リンクも発生してくる。
リンクの発生は、企業の活動規模に応じて変わってくる。
大きい会社になればなるほどこれらの回数が増えてくるので必然的にリンクも多くなる。
また、小さい会社であったとしても世の中に対して影響力がある会社、有名な会社も同様だ。
上場企業がPageRankが高いのは大体これが理由である。
この反対はなにか?というとアフィリエイトのサイトだと思っている。
アフィリエイトは基本的にアフィリエイターが行う個人的な営みである。
一人のアフィリエイターが頑張ろうと、頑張るまいと他の人にとってはまあどうでもいいことである。
有名なサイトにならないかぎり社会的営みから基本的には隔絶した行為とも言える。
(ネットの中では存在しているという意味はありますけどね・・・)
ナチュラルなリンクをもらうためのヒントはここにもあると思う。
人との関わりの中で企業は生きている。
人間個人もそうだ。
人間個人の関わりにおいて、大きな役割を担うほど、存在感は大きくなる。
いかに人間と人間との関係を強めるか?
単に名刺交換といった浅い関係ではなく、深い関係を、様々なところで築くことができるか?が問題である。
個人でできることの質を変えたり、リアルな売上の向上につながったり、間接的に被リンクという関係性を通じてWebサイトの繁栄をもたらすのだ。
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