企業サイトとアフィリエイトサイトはSEOにおける出発点が違う | 山口百恵「イミテイション・ゴールド」
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SEO
これは半分正しくて、半分正しくない。
前半半分は正しい。
現在のGoogleの解析力では、リンクなしで当該コンテンツが価値があることを認識するところまでは残念ながら至っていない。
リンクがまるっきりないサイトというのは荒野に建てた一軒家の店舗みたいなもので、品揃えがよく見えてもGoogleはなかなか良いという判断をしてくれない。
では後半はどうなんだろうか?
2つの意味で正しいとは言いにくい。
まずはガイドライン違反をしなくてもリンクを集める方法はある。
難しいこともあるのだが、100%ガイドライン違反をしなくてはいけないというわけでもない。
ブログとソーシャルメディアを運営していれば、そのうち必ずリンクは集められる。
コンテンツ自体がさほど面白くなくても、人的なつながりからもリンクは生まれる。
まあ、偉い権威のある人のいうことだけを世の中の人は聞いているわけではなくって、大多数はどうでもいいような周りの人とのコミュニケーションがほとんどだ。
まあ、どうでもいいようなことでも、人的なつながりがあればなんらかのリンクが得られる。
実はここまでが前置きで、企業サイトはこういうものだということを言いたかったのだ。
企業というものは世の中との関わりの中で生きている。
人材の採用もあるし営業活動もしていて顧客も存在しているし、自社の足りないリソースを他の会社から調達したりもする、業界団体に加盟することもある・・・。
これらの関係性はWebサイトにも反映する。
以外に何もしていなくても、企業サイトは多かれ少なかれリンクは生まれるものなのだ。
リンクは少なくても効果がある。
この種のリンクはナチュラルなリンクであり安全である。
安全なリンクが少しでもあれば、あとはコンテンツだけで勝負できる土台が整う。
企業サイトは無理してリンクを得ようとするよりも、コンテンツで勝負するのが正解だと考えるのである。
まあ、アフィリエイターであれば最悪ペナルティを食らってもサイトを放棄することが出来るわけでもあるし、アフィリエイトと企業サイトのSEO戦略は全く違ったものだと考えたほうがよいのだ。
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