非定型な情報の発見方法がこれからは鍵になるんジャマイカ | ALFEE「心の鍵」
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:
SEO
今日のアイキャッチ画像はALFEEのTHE BEST SONGSのレコードジャケットである。
この1曲目が「心の鍵」である。
ただ単に「鍵」ってキーワードに引っ掛けて、懐メロの話題について語りたいだけなのかもしれない。
このブログはSEOのことを語りたいのか、懐メロについて語りたいのかサッパリ謎なのだが、まあ、ちょっとだけ・・・。
このアルバムはバラード曲が多いのだが、バラード曲ではない「霧のソフィア」が隠れた(オリコン2位まで行ってるし、全然隠れてないわ)名曲だと思っている。
叙情的な名曲なので是非ご一聴を・・・。
さて、本題に入るのだ。
私の好きなSEOブログに「バカに毛が生えたブログ」がある。
タイトルにSEOというキーワードを入れていないのが、潔いブログである。
内容もそんじょそこらのSEOブログじゃないし、突き抜けっぷりが素晴らしい。
さて、本日はこのブログに珍しくSEOっぽい記事が載っていた。
ナレッジグラフの発展に伴い、将来的に検索流入経路として価値が薄くなってくるコンテンツを想像する
という記事である。
Googleの進化は、検索結果にはユーザーの検索意図を満足させる答えが表示されるように進んでいる。
富士山の高さ、みたいな明確に答えがある検索意図に対しては、そのものずばりを表示する。
こんな感じである。
まあ、これはなるべくしてなっているはずだ。
この種のキーワード検索を行う人は、富士山の高さの答えがあるページを見たいのではなく、富士山の高さを知りたいのだ。
問題解決の例えに、
「今日はで直径15mmのドリルの刃がたくさん売れました。さて、お客様が求めていたものは何でしょう?」
という問いがある。
答えは、
「15mmの穴が欲しい」
のである。その日は、地域の何かの行事で各家で穴を空けた木を用意しなくてはならないという事情があったのだ。
もし、ドリルの歯を売るのではなく、もし穴あけサービスを提供したならば、 喜んで顧客はそれを利用しただろう。
ってな話である。
「ドリルの歯」という穴を開ける手段が欲しいのではなく、本当は「穴」が開いたという結果が欲しいのだ。
富士山の検索結果もまさしくそれだ。
調べる手段が欲しいのではなく、欲しいのは結果である。
検索エンジンは結果を表示するように進化し、後戻りはしない。
であるならば、Webサイトを検索結果に露出させるためには今後どうすればいいのか?
私が思う1つの答えは、
「共感」
である。
将来的に答えが明確にわかるコンテンツは不要になる。
Googleは、全世界の書籍をデータベース化したいという野望を持っている。
もしこれが実現し、文章の意味解析能力が進歩したらほとんどの質問への回答のコンテンツは不要になる可能性がある。
だから、答えではなく、気持ちに寄り添う非定型な情報をいかに露出させるか?
ここが鍵になってくるかもしれないと思うわけだ。
「10倍返しよ!」みたいな勢いで嫁が姑に仕返しをする話を読みたかったり、
ゴルフのスコアが毎回150しかいかない切ないゴルファーが、上達法ではなくって同じような人の心情を知りたかったり、
とても恥ずかしい目にあったというエピソードを読みたかったり、
といった非定型で、心情に関連するようなコンテンツを探す、探してもらうためにどうすればいいか?
そういった部分がこれからのSEOにとっては重要になってくるんジャマイカ?
と思うわけである。
フワッとしたキーワードでのSEO、そんなものがこれからは大事かもよって思うのである。
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