キーワードではなく人が売上を連れてくるのだ | 来生たかお「夢より遠くへ」
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SEO
SEOをやってます。 っていうと、すぐ「キーワード」って話になってくる。
私はこの風潮は何か違うなあって思うのだ。
人のニーズがあって ニーズは検索キーワードに投影されて 検索結果への露出があって 人は自サイトに訪問する
という一連の流れを組み立てることがSEOである。 キーワードっていうものは大切なんだが、あくまでそれは検索行動の一部でしかなくって、かつ、人間を見ずにキーワードだけを見るっていう間違いを犯す。 まあ、ちょっと前までなら誰もが思いつくビッグキーワードを、人工リンクで無理やり上位表示させればそれでOKだったわけだけど、そのやり方はもうそろそろだめ。
検索する人の気持に立って、検索キーワードを考えないとだめだよ。 っていう話。
そうすると、ビッグキーワード以外にも様々なキーワードがあるはずだ。
例えば、名刺の通販だったら、「名刺 印刷」ってありきたりのキーワードじゃなくって、「販促 ツール」とか「自己PR」とか「展示会 準備」なんていういろんなキーワードで集客するっていう発想も出てくるだろう。 これのいいところがある。
「名刺 印刷」って検索するユーザーは「名刺を早く安く刷ってもらいたいわ」ってなニーズであんまり儲からないかも知れない。
でも「販促 ツール」って検索するユーザーは、印象的な仕上がりになれば高くても注文してくれる。 蛇腹状にビロビロビロって伸びたり、立体になったり、3Dのホログラムが入っていたり、名刺がCD-ROMになっていたり・・・なんて、超単価の高い名刺でも買ってくれるかも知れない。
そう、キーワードではなく、何かを求めている人にあくまでも焦点を合わせるのである。
そうすると、競合が少ないところで、より切実なニーズを拾えるかも知れないのだ。
SEOはキーワードから人へ
って変わっていかないといけないってことなんだと思う(ってちょっといいこと言ったかなってドヤ顔してみる)。
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