SEOの疑問「古くて役に立たなくなったコンテンツは削除すべきか?」| 和田アキ子「古い日記」
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SEO
今日のアイキャッチ画像は和田アキ子の「古い日記」だ。
詞は安井かずみ。いいよなぁこの捨て鉢な感じ。
私的には郷ひろみの「よろしく哀愁」はカラオケの18番だが、園まりの「何も言わないで」とかも死ぬほど好き。
(もし私と一緒にカラオケに行きたいという方がいらっしゃいましたら、コメント欄よろしく哀愁ぅって感じである)
ってなわけで、本題。
「コンテンツ削除時のベストプラクティス」
という質問が、Googleの公式ウェブマスターフォーラムに載っていた。
インデックスされているページ数が10万強のサイトを運営してい
ます。ページは放っておくとどんどん増えていくので、 古いものは消していかなければなりません。
と書いてある。
消さなきゃいけないの?
である。
原則的には一度作成したコンテンツを消す必要はない。
サーバーの容量が残っている限りおいておいて問題ない。
今だったら容量10GBとかのサーバーでも高くはないので、いくらでも置き放題って感じだ。
結局は費用対効果ですので、労力に見合わないのであれば、
容量を増やすなどを検討されるのが良いと思います。
一般的に言って、公開したページを削除するのは最後の判断になるかと思います。
トップレベルユーザーのマサさんのこの回答が素晴らしい!いよっ男前!って感じである。
さて、この質問を読んで私としては別の質問が思い浮かんだのである。
「古くて役に立たなくなったコンテンツは削除すべきか?」
である。
定説が覆って昔正しいと言われていたことが、間違いであるということが分かったというようなケースがある。
ファッションの今の流行を分析する、なんて記事は1年経ったら直接的には役に立たなくなっている。
5年前のSEOの知識などはほとんど現在役に立たないことが多い。
でもここまで書きながら思ったのだが、やっぱり消すべきコンテンツってないんじゃないか?
と思ったのだ。
古いものには記録的な価値がある。
あの頃は定説はこうだったんだよな。
あの頃はこんなものが流行ってたんだよな。
あの頃のSEOってこうだったよね。
みたいなことは誰かが記録に残さない限り、わからなくなってしまう。
その頃の貴重な資料となりうる。
ってなわけで、古いものには古いなりに価値があり、消す必要はないと思うのだ。
もし、古くなったことにより現在の状況にそぐわなくなっているのであれば、コンテンツを消すのではなくその旨を追記したりすると、資料的な価値もあり望ましいだろう。
資料的な物を見たい・現在の正しい考え方を知りたいといういずれのユーザーニーズも満たすことができるので、それが最も望ましいと考えられる。
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