SEOのOは「Optimization:最適化」では最適化って何? | 園まり「何も云わないで」
公開日:
:
SEO
園まりはいいよなぁ、歌声を聴くだけでとろけそうになるわぁ、ってそれはともかくおいておいて本題。
コンテンツを作ることがSEOだと最近は言われたりするが、これは一種の誤解である。
コンテンツを作ることそのものはSEOではない。
SEOを検索エンジンから集客するマーケティング手法だと定義するのであれば、コンテンツを作ることは確かにSEOと言える。
この定義は間違いではないのだが、それであれば全てがSEOになってしまうという問題がある。
サイトを作ることはSEOですか?
って話にもなってくるし、サイトの運営活動ってみんなSEOってくくられてしまう。
それっておかしいでしょう?なのである。
あくまでSEOのOは 「Optimization:最適化」であるわけだ。
Webサイトを検索エンジンに対して最適化して、検索エンジンから集客するマーケティング活動を行うことがSEOである。
と言ったほうがより適切だろう。
最適化とは何かなのであるが、できる限り効率よくシステムを動かすように調整を行うことを指す。
できる限りコンテンツの価値を検索エンジンに理解してもらえるように、様々な調整を加える事をSEOと言えばいいだろう。
コンテンツの価値がもともと100あったとして、SEOをまったく行わなければ、検索エンジンはコンテンツの価値を30とか50とかしか認識できないかも知れない。
検索エンジンは機械なので、人間が見て理解するほどコンテンツの価値を理解することはできない。
だから、十全にコンテンツの価値を理解できるようにしなければならないのだ。
Googleとしてもそれを望んでいる。
Google検索エンジン最適化スターターガイドという公式のSEOのマニュアルをGoogleは掲載していることは以外に知られていない。
SEOをGoogleは嫌っているというように思っている人も多いがこれは誤解なのである。
100の価値が100であることを正しく伝えるようにWebマスターが努力してくれることで、より検索ユーザにとって利便性の高い検索結果を表示できる。
そのためにはWebマスターがGoogleに協力してあげなくてはならない。
この協力すべきことがSEOなのだ。これは簡単なようでそれほど簡単でもない。だからSEOについての知識や技術が必要になるのである。
さて、SEOが誤解されてきたのには確かな理由がある。
50の価値しかないコンテンツの価値を100であるとか、はたまた1000であるとか誤認させようとする行為がこれまでSEOと呼ばれてきたからである。
これは最適化ではない。
最適化のむしろ逆となる行為と言えるのである。
関連記事
-
定期的に自サイトが検索結果にどう表示されているか確認しよう | YMO「FIRECRACKER」
アイキャッチ画像には特に意味はない。っていうかほんのちょっとだけ意味はあるのだが、まあ、ホントにど
-
ニュースは常にウォッチしておこう| 最後のニュース「井上陽水」
今日のアイキャッチ画像は井上陽水の「最後のニュース」だ。うーん、これ懐メロというには新し過ぎじゃね
-
検索順位が飛ぶことを恐れてはいけない | 円広志「夢想花」
今日のアイキャッチ画像は円広志の「夢想花」だ。 円広志って言えば夢想花ってぐらい有名。曲名も、歌手
-
-
ブラックハットとダークサイド
今回のネタは何の役にも立たない単なる駄文(いつもか)なので、時間の無駄かもと思ったら、読まないこと
-
社会的活動範囲と被リンク
企業のサイトにおいては被リンクは何もしなくても集まるものだ。 他者との関係があるから、企業というも
-
SEOの効果はあとから発生するものなり | 時代遅れ「河島英五」
コンテンツSEOってあんまり効果がないように見えるかもしれない。 それはGoogle Analyti
-
-
コンテンツSEOとは耐えることと見つけたり
「武士道とは死ぬことと見つけたり」 「葉隠」の有名な一節である。葉隠を読んだことがなくても、この一
-
上位表示を必ずしも目指す必要はない
目指さなくたっていい。とまで言い切るのはアレなのだが、 かなり真面目にそう思っている。 上位表示す
-
検索順位は評価とイコールではないから・・・
アイキャッチ画像には大した意味があるわけではないので、スルーして下され。 今日は「検索順位は評価だ
-
-
内部施策と外部施策どっちが大事?
たまにありますわ。コンテンツ自体はスッカラカンなのに上位表示しているってふざけたページ。ペンギンア

