検索アルゴリズム「Hummingbird」(ハミングバード)とは
公開日:
:
SEO
2013年9月26日にGoogleは検索アルゴリズム「Hummingbird」を導入したことを発表した。
詳細「[解説] Google新アルゴリズム「ハミングバード」導入で検索がどう変わったの?」
「Hummingbird」とは一言で言うと、検索キーワードが含まれる文章だけではなく、検索意図を理解した上で検索結果に表示させるアルゴリズムである。
本来あるべき進化であるといえる。
現在のキーワード検索は検索スキルが必要だ。もし、自分が必要なページが見つからなかった場合には、検索キーワードを変えて何度も検索し直すといった必要がある。
しかし、検索意図を理解して、検索キーワードーが含まれていないページを検索結果に表示してくれたら非常に楽だし、情報のバリアフリー化に大きく寄与するだろう。
ナイトライダーというアメリカの特撮テレビドラマがあったが、あの中に出てくるナイト2000という車は人間の言葉を理解し、的確に人間をサポートするのだがそんな時代への第一歩なのかもしれない。
私が思うのは、GoogleGlassといったプロダクトの開発と連動していて、GoogleGlassに音声で指示を出すために、Hummingbirdの開発の優先度が上がったのではないか?
といった想像もしている。
まあ、わかりませんけど・・・。
まあ、どんな感じで検索されるのか、具体例を見るのが最もわかりやすいと思うので例示してみたい。
(Hummingbird導入前からもひょっとして、このような検索結果がでていたのであればごめんなさい)
「一日に二回正しい時間を指す時計とは」
「止まっている時計は、日に二度正確な時刻を示す」といったページが表示される。
「東京と大阪のどっちがご飯が美味しいか」
「東京は大阪に比べて、食事が高くてまずいのですが、皆さんは個人的にどう思いますか?」といったページが表示される。
まあ、実は色々探してみたのだけど、何となくキーワード検索とそんなに大差ない気もしてきた。
何かいい例をご存知のかた教えて下さいませ。
関連記事
-
SEOのOは「Optimization:最適化」では最適化って何? | 園まり「何も云わないで」
園まりはいいよなぁ、歌声を聴くだけでとろけそうになるわぁ、ってそれはともかくおいておいて本題。 コ
-
伝聞・無関係なことと正しい観察が混同されるSEO情報 | 清水ミチコ「I Feel Sad」
SEOの正しい情報を持っている人っていうのは少ない。 情報を持っていない人がどっかのブログで見たりと
-
SEOの相見積もりに意味なんてない
画像はフリー画像の女性の写真。あっちこっちで見かける。ひっそり隠れた有名人ってところかもしれない。
-
SEO業者にとって顧客とは誰か
私は顧客でなければコンテンツは作れないとは思っていない。要は、集客をしたいと考える主たるコンテンツ
-
ロリポップサーバーWordPress大量クラッキング事件をうけて
当社でもWordPressを使っている。しかも大量に・・・。(バックリンクで使っているわけではない
-
-
広告はすべて否認をすべきか? | 山口百恵「ありがとうあなた」
被リンクのチェックはかったるい仕事である。 しかも、被リンクはウェブマスターツールでダウンロードす
-
-
SEOは情報があれば誰でもできるのか
中学に入学した時に和英辞典を買ってもらった。そして、すごく興奮したことをよく覚えている。 「これが
-
SEO業者がテレアポやダイレクトメールなどを送る理由
SEMラボの阿部氏が「SEO会社が何故電話営業するのか?に答えます。」という記事でこんなことを書い
-
-
SEOについてすべて知る必要はない
SEOについてすべて知ることは不可能だしまたその必要もない。 SEOは基本的には、ユーザービリテ
-
SEOは誰のために行うのか?それはもちろん | 浜田省吾「誰がために鐘は鳴る」
誰のために行うのか? まあ、普通は検索エンジンのために行うという答えが帰ってきそうだが、実際は違う