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CSS Nite LP36「ビジネスに活用できる2014年SEOトレンド」を聴講してきた

公開日: : SEO

CSS Nite LP36「ビジネスに活用できる2014年SEOトレンド」を聴講してきた

今回は懐メロの話題はなしですw

CSS Niteの東京のセミナーは毎年SEOの近未来のトレンドを指し示すとても重要なイベントである。
2014年9月20日(土)に今年は開催された。

超早割でも13,000円、事前決済は15,000円と比較的高額な参加費(私はちなみに自費です)にも関わらず、250人の定員のチケットはあっという間に完売。

2012年のLP24ではこれからはコンテンツSEOになる、自然なリンク獲得、インハウスSEOの重要性について語られていた。
コンテンツSEOについては重要であると言われつつも、具体論よりどちらかと言うと抽象論と社内でSEOを行うための体制づくりといった話がメインだった。

2013年のLP29はコンテンツSEOは既定路線になったが、でも具体論ではなかった(講師のチョイスが本質を教えようとする人だったからということもあるが)。

そしてついに今年はSEO業者が実例を出しながら説明するセッションもあった。
いよいよここまで来たのだなあと思うと感慨深い。

11:00~19:00という長丁場。時間が長いので弁当も出た。
あまりにも長時間なので、途中で眠くなるかと危惧したのだがまったくそんなことはなかった。
どのセッションも時間がちょっと足りず、詰め込みの感がありもっと時間が欲しいぐらいである。

実際に運営しているサイトを見せながら、Analyticsの数字も見せながら話す実践的な内容はとてもエキサイティングで面白かった。

いかにしてコンテンツの質を確保するか?
これが成功のキモであるという。
このあたりはうちの会社としても常に考えていることなので、他社がどうやっているのかについて情報を得ることができたのはとてもとても有意義だった。
SEO業者であれば、精神論だけ言っていても食えない。
業者なればこそ、実務から生まれた実践的ノウハウがある。

それは会社の宝であり、門外不出であるのが普通だ。

しかし、それを惜しみなく開示してしまうのが、業界のリーディングカンパニーであるという矜持なのだろう。

それに対して多くのSEO業者は、人工リンクが効かなくなったことを代替するためのソリューションとして、コンテンツ作成を捉えている。

この2者の間のSEOに対する理解の深さの違いはとても大きい。
今現在はどっちもまとめてコンテンツSEOと言われているが、両者は似て非なるものだ。
大画家が描く絵と、素人画家が真似して描く絵ぐらいの違いがある。
現在はどっちも同じくくりにされているが、今から1年後どうなっているか?
それを考えると楽しみである。

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