ブログを書き続けるモチベーションを保つには | 伊藤銀次「夜を駆けぬけて」
ブログは現在のWebにおける集客手法の重要な手段である。 人件費は必要なものの、社外に払う費用の流出はないし、特別な手法も必要ない。
検索キーワードを多少なりとも意識してタイトルに含むようにすれば、地道にアクセスを稼いでくれる。 本業に関係のあることを書き続ければ、直接のコンバージョンはあまり産まないかもしれないが、間接的にはコンバージョンを生む。 被リンクがつけば、サイト全体のSEOのベースとなる力の底上げになる。
いいことづくめである。 更にソーシャルメディアを使って、記事を拡散する経路を作れば上記のメリットは更に大きくなる。
とは言え、ブログを書くのは難しい。 言い換えれば書き続けるのがすごく難しい。
ではどうやって書けば続くのだろう。 このテーマはあまりにも陳腐なので、アレなのだが私なりにもう何ヶ月か続いているので書いてみることにした。
1.日常の業務からネタを見つける
ネタって必ずあるはずだ。 これは多分俳句を詠むようなものなんじゃないか? と思う。 業務を日常やっていれば、必ず何かしら色々思うことがあるはずだ。 その思うことっていうのは、自分が何らかのことを実際に体験したから感じることである。 ナマの体験と言ってもいい。
だから、自分にとってはありきたりのつまんないことなのかもしれないが、知らない人から見れば新鮮だし、同業などからすれば、
「ああ、それってありがちだよね」
みたいな共感が得られるだろう。 これで充分コンテンツとして成り立つ。
2.身近なものを近寄って見る
立派に書くのはその道の大家にお任せするっていうところで、自分が書くのは自分のまわりで起こったことや、見聞きしたものでいい。 問題は観察の仕方だと思うのだ。
なんのことはないただのタンポポの花。
しかし、たたのタンポポでもこれを拡大して、1枚の花びらを大伸ばしにし、写真にしたらこれはこれで立派にコンテンツとして成立する。 日常的なネタであっても対象が目の前にあるほど近寄ってみると、それはすでにネタだ。
例えば、あなたは家具を売るお店であったとする。
学習机売ってます。
って書いただけでは面白くもおかしくもない。 ではもっと対象に寄ってみよう。
引き出し。 引き出しの接合部分ってどうなってるの? ローラーってどうやって嵌められているの? 接着剤ってどんなものが使われているの? 板に触った時の感触ってどんな感じ?それはなんでそう感じるの?
ってな感じで、コンテンツになる。 詳しく書けば、これだけでブログ数回書ける。
あとは業務についても書けるだろう。 掃除って作業を分解してみると、様々な作業になるはずだ。 広い店内を掃除するっていうノウハウはきっと誰かの役に立つ。 また、売り物になっている家具は掃除しているはずであり、傷をつけないように注意したりしているだろう。 そんなノウハウっていうものも役に立つと思う。
ま、そんな感じだ。
3.楽しんで書く
一番ここが重要かも。 ブログを書き続けると、日常の中で小さな発見をするようになる。 これは前述のような観察を続けていると、
「あ、見っけ!」
みたいな喜びがある。 誰も反応してくれなくてもそういったものを文章に綴るのは多少は楽しいものである。 できれば、ソーシャルで交流したり、たまにはバックリンクを見たりしてニマッとするのもよいと思う。
まあ、楽しくないと続かないから・・・。
さて、今日のアイキャッチ画像は伊藤銀次の「夜を駆けぬけて」である。 伊藤銀次の曲ってあまり有名ではないのだが、このあたりの曲はスピード感あって爽快である。
ホニャララし続けるってことで、この曲を選定したのだが(Keep onホニャララって何度も連呼している)久しぶりに聞きたくなったので帰ったら聴いてみようかと。 でも昔思ったのだが、伊藤銀次って絶対名前で損しているのではないか? テイスト的には山下達郎とかに近いのに、曲自体が売れなかったないのはそのせい?(違うか・・・)
でもやっぱり伊藤銀次の歌詞って甘ったるくて、実にアレなんだが、疲れた時に甘いモノが欲しくなるのと一緒で(?)結構その甘ったるさがよかったりする。疲れた時にお勧めです。
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