ポップアップページはインデックスさせるべきか | 長渕剛「素顔」
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SEO
女性が接客してくれる飲み屋さん(まわりくどいw)のホームページで、女性従業員の写真をクリックすると、ポップアップして拡大するといったつくりになっていることがよくある。
こんなページについてGoogleにインデックスさせるべきか、させないべきか?という質問を受けたので、答える記事を書いてみたのだ。
今はGoogleに対してむやみにページをインデックスさせると、サイト評価が下がる傾向がある。
だから、低品質と考えられるコンテンツについてはインデックスさせないほうがよい。
でも、この女性従業員の写真は低品質コンテンツとくくっていいのか?
ってなわけだ。
実は女性従業員の写真のみならず、例えば洋服や自動車といった工業製品の色違いの写真とか、同じ場所だけど時刻を変えて撮ってみた様々な写真とか、色々な例があるだろう。
こう考えれば答えは明確になる。
「そのページの中にあるキーワードで検索する人がいるか?」
これだけ考えればいい。
女性従業員の写真のページであれば、中に何もテキストがなければインデックスさせるべきではない。
それを検索させるべき何もないからだ。
ところが、写真だけではなく
普段の職業、あるいは前職(例:大学生、事務員、システムエンジニア(いないかw) 等)
年齢
趣味
出勤時間・出勤日
好きなアーティスト
最近ハマっているテレビ番組
といった情報を事細かに写真とともに掲載するといったようになると事情が変わってくる。
例えば、IT系の人が仕事の苦労が分かるような人と、そんな世話話をしながら飲みたい(本当にそんなニーズがあるのかどうかは知らんが・・・。そもそも私はこの手の店って一度も行ったことないしw)といったニーズを検索に反映する可能性がある。
ちなみに、「前職 システムエンジニア キャバクラ 六本木」
ではまったくそれっぽいものヒットしない。まあ、ニーズもないんだろうが。
まあ、そんな物好きもいないとも限らない。
誰か検索する可能性があるのだったら、インデックスさせるようにすればいいって考えておけばOKである。
ちなみに今日のアイキャッチ画像は、長渕剛の「逆流」である。
この中に隠れた名曲「素顔」という曲がある。
何となくこの中で歌われる彼女っていうのが、こういう夜の職業の女性のイメージと重なって見えるのである。
(ってオッサンが、恥ずかしげもなく何を言うてんねんって感じだな)
とにかく、叙情的な名曲なので未聴の方は是非。
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