リンク規定の危険性
公開日:
:
SEO
リンク規定があるサイトを時々見かける。
通常は問題はない。
なぜ問題ないかというと、幸か不幸か誰もリンクを貼ってくれないから。
でも、人気ブログになると、リンク規定が裏目に出るケースがある。
例えばこんな感じ。
当ブログはリンクフリーですが、もしリンクされる場合は、下記のHTMLのコードをお使いください。
<a href=”http://www.nj-technology.co.jp” target=”_blank”><img src=http://www.nj-technology.co.jp/marketing/files/2013/07/SEObanner.gif” alt=”SEOコンサルティング” width=”468″ height=”60″ border=”0″></a>
といった感じのリンク規定である。
(ちなみにこのカワイイバナーは、BannerKoubou.com様のシステムで作った。
超素晴らしい。ということで、感謝の印にちゃんとリンクするのである)
さて、こんな感じで、リンク規定を作ると他のサイトからリンクされるときに、アンカーテキストがすべて
SEOコンサルティング
になってしまう。
これは結構危険なことだ。
自然に貼られるリンクは、 アンカーテキストは自然にバラけるのだ。
ところが、リンク規定を作ると同じテキストに集中してしまう。
検索エンジンから見ると人工リンクっぽく見えるわけだ。
アンカーテキストが特定のキーワードに集中することは不自然であり、これによって特定のキーワードでの順位の降下といった現象が発生する引き金になる。
人気のサイトになると、これが原因で上位表示させたいキーワードの順位がズボッと落ちるという現象が発生する危険性が高まるのだ。
回避策としては、このようなリンク規定を作らないことにするか、リンクのパターンを多数作りアンカーテキストを分散させ、かつ定期的に入れ替えるといった対応を取ったほうが安全である。
ちなみに当サイトについては上記のHTMLのソースを使ってリンク大歓迎である。
是非宜しくでございます。
関連記事
-
キーワード出現率などの数字について考える
昔、具体的に言うと2008年頃までは、キーワードの出現率がSEOにおいて重要視されていた。「キーワ
-
Googleはすべてのコンテンツを公平に扱っているわけではない(と思う)
原則的にはGoogleはすべてのコンテンツに対して、アルゴリズムですべて優劣の処理をしておりそこに
-
レンタルサーバーの選択は死活的に重要である | 来生たかお「君の選択」
ひどい目にあったのである。 付き合い自体は結構古く、色々お世話になったのだが今はコンサルティング契約
-
-
検索エンジンが評価することを予想する
どうすれば検索エンジンから評価されるようになるか? 一般的には、実験するべきであると言われている。
-
プルトニウムの再処理とSEO業者
今回はこんなテーマで書いてみる。 このブログって自分で書きながら思うのだが、すごくワンパターンだ。
-
検索アルゴリズム「Hummingbird」(ハミングバード)とは
2013年9月26日にGoogleは検索アルゴリズム「Hummingbird」を導入したことを発表
-
-
検索数にむやみにこだわるのってやめにしないか
記事を書くにあたって、検索数にだけこだわるのはどうかと思うのだ。 検索数にだけこだわると、非常にダ
-
SEOの効果はあとから発生するものなり | 時代遅れ「河島英五」
コンテンツSEOってあんまり効果がないように見えるかもしれない。 それはGoogle Analyti
-
SEO会社に払うお金は何に対する対価か? | 美川憲一「お金をちょうだい」
今日のアイキャッチ画像は美川憲一の「お金をちょうだい」である。titleだけ(タイトルって変換する
-
ソーシャルの指標はSEOに関係するか
アイレップの渡辺氏が「Facebook と SEO の関係 - Facebookページの人気度は検
- PREV
- SEOの相見積もりに意味なんてない
- NEXT
- WordPressの初期設定ではURLに気をつける